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活動報告
学び、繋がり、形にする。
アトリエカレッジの日々の活動をお届けします。

ATLiEカレッジの短期集中講座「アウトバウンド営業実践会」。2026年10月3日に、全3回シリーズの最終回を開催しました。アウトバウンド営業とは、DMやメール、手紙などでこちらから企業やお店に声をかけ、仕事につなげていく営業のこと。講師は今回も小宅講師が務め、途中から鈴木講師も加わってくれています。
第1回で学んだのはアポを取る意味、第2回はメッセージを送ったあとの関わり方でした。最終回のテーマは「実際に話せることになったら、何を話すのか」。飲食・宿泊・美容の3業界について、小宅講師がこれまで手がけてきた支援事例を見せながら、お店の人との商談をその場で再現してくれる回になりました。
「営業がうまい人」と聞くと、売り込みの上手な人を思い浮かべるかもしれません。小宅講師の定義は少し違いました。正しいやり方をわかっていて、それを相手に伝えられる人。「確かにそうだね、じゃあお願いできる?」と言ってもらえるのが営業だ、というのです。
そのために大切なのが、相手の言葉に寄せて話すこと。お店の人にとって、SNSのアルゴリズムやバズの仕組みは遠い話です。気になっているのは、料理をどう出すか、どんなお客さんに来てほしいか、この先お店をどう続けていくか。そこに一歩踏み込んだ話ができると、「この人はうちの業界をわかってくれている」という信頼に変わります。
ここで鈴木講師が補足してくれたのが、投稿を作るときのノウハウと、商談で話すことは別物だという点でした。現場で効くコアなテクニックほど、初対面のお店の人にはにわかに信じてもらえません。商談では、相手がすぐに納得できるシンプルなロジックで話す。投稿づくりの技術と声かけの引き出しは、自分の中で分けておくといいそうです。
いよいよ商談のロープレへ。小宅講師が示した基本の型は、「理想の未来(目的地)」と「現在地」の2点について、相手と認識をそろえることでした。
よくある失敗は、成功事例で理想の未来だけを見せてしまうパターンです。こちらから見れば遠い道のりでも、お店の人は「これなら自分でもできそう」と感じてしまう。お互いの思う現在地がずれたままなので、手応えがあったのに受注につながりません。
そこで小宅講師は、相手が今やっている発信を否定しないところから始めます。常連さんとのコミュニケーションという観点では「◯」、新しいお客さんを集めるという観点では「×」。そんなふうに評価の軸を一緒に確かめていくと、相手は自然と本音を話してくれるようになります。
お店の人には、必ず「本当はこうしたい」という思いがあるもの。その思いと正しいやり方のあいだにある溝は、ひとつずつ一緒に埋めていく。目的地まで何が必要かが見えてくると、「これを1人でやるのは大変かも」と相手自身が気づいてくれます。
後半は受講生からの質問に答えながら、飲食・宿泊・美容の3つの業界を順に掘り下げていきました。3つに共通していたのは、数字の見える経営を一緒にめざす、という考え方です。なぜこのお客さんが来てくれたのかが見えれば、お店の経営は勘に頼るものではなくなります。
講義の終わりにATLiE運営から伝えられたのは、事例を見せる順番と、後ろにいるチームの存在でした。事例やアカウントは、考え方を理解してもらってから見せたほうが、すっと受け取ってもらえるもの。その場で答えられないことがあっても、持ち帰ればいい。お客さんの困りごとのほとんどは、後ろにいるチームが解決できるからです。
宿泊業界について質問していた受講生からは、こんな前向きな声が届きました。
勝ちパターンが見えているなら、まずやってみて、実績をどんどん作っていけばいいんですね。私は外国人向けで、新しい事例とデータを作れたらすごく良さそうだなと思っています
全3回を通して、アポを取る意味から、送ったあとの関わり方、そして商談で何を話すかまでを学んできました。講師陣がどんな人たちで、どんなふうに受講生の挑戦を支えてくれるのかを知れたことも、このシリーズの大きな収穫です。
あとは、実際にやってみるだけ。外へ一歩踏み出した受講生のことは、ATLiEのチームがいつでも全力で迎えます。

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